ジョジョリオン 第10話 東方大弥の異常な愛情[３]

９話以前はこちらでどうぞ。

さて、第10話です。





東方大弥の記憶への攻撃にすっかり負け犬ムードな定助。
どうやってこの強敵を倒したら！？






そこに康穂ちゃん登場。






お手伝いの虹村さんに脅迫じみたことを言われて
館に近づかないように言われたものの、
定助のことが気になって仕方ありません。
そこへ大弥が登場ッ。
康穂ととご対面。
どうなる！？






康穂が定助を見つけるが・・・！





定助は大弥のスタンド能力で『康穂の記憶』を奪われているため、
康穂が康穂であること、彼女が自分の助けになってくれるかもしれないことを
全く思い出すことができません・・・ッ。





自分のことを認識しない定助の様子を見て
康穂は定助が何かトンでもないことになっていることに気がつきます。
しかし、康穂に何ができるのか・・・？
そうこうしているうちに、大弥は自転車に二人乗りをして
買い物へ出かけようとします。
ってか、目がほとんど見えないのに自転車大丈夫なのか！？（笑）





ソフト＆ウェットッ！
自転車に乗っているような声を大弥の耳元でシャボン玉に乗せて、
自分は木の枝をつかんで大弥の頭上へ。
影を踏ませて能力を解除させるチャンスか・・・！？





しかし！
やはり大弥に見破られてしまいます。
この女、手強い・・・！
目が見えない代わりにカンが異様に鋭い。
見破られてしまった定助に大弥のスタンド、カリフォルニア・キング・ベッドが襲います。
盗られた記憶は・・・・！





盗られた記憶は・・・ッ。
なんと、定助のスタンド、『ソフト＆ウェットの記憶』ッ！！
スタンドそのものを奪われたわけではありませんが、
スタンド能力の使い方だけではなく、
自分がそのスタンドを使えていたこと自体を忘れてしまうわけですから、
スタンドそのものを奪われたも同然です。
これはヤバいッ！絶対絶命です。
もはや打つ手は・・・！







そこに突然、ケータイのコール音が。
どうやら大弥のケータイのようですが、
音の発信源は家の中。






もはや定助には、抵抗する手段だけではなく、
大弥に抵抗する理由すら認識できなくなってきています。
なので、素直に大弥に言います。
理由はわからないが、君のケータイを冷蔵庫に隠した。
記憶を奪われる前の定助が何かを仕込んでいた・・・！？






逆上する大弥。
自分のケータイから定助が誰かに発信していた？
定助が電話する相手、それは広瀬康穂以外に考えられません。
自分の目の前で！
自分の部屋の中で！
自分が寝て夢を見ているベッドの上から！
他の女に助けを求める電話をかけた！
記憶のチェス駒を地面に叩きつける大弥。
このキレ方は、第４部の山岸由花子を思い出します。







冷蔵庫を開けるとそこにはコール音を発し続ける大弥のケータイ！
それが康穂からの発信だと理解した大弥は、定助の記憶を・・・！！
その瞬間、大弥のスタンド能力が解除されます。
冷蔵庫を閉める音を
事前にソフト＆ウェットで一緒に閉じ込めておいたおかげで、
開きっぱなしの冷蔵庫の内側から照らされる光が
定助の影を大弥の元へ落としていたのですッ。
記憶を奪われた定助は完全に抵抗できなくなっていましたが、
奪われる前の定助が機転をきかせていたようです。すげえ。







ジャジャーン！
記憶が戻った定助にもはや負ける要素はありません。
強敵東方大弥に完全勝利。
負けた大弥はさっきまでの威勢が嘘のようにしおらしく（笑）。
大弥に案内させて、東方邸の２階へ。
吉良吉影の手にもあったあのマークのことを探ります。
失っている定助の記憶の手がかりとなるか・・・！？






大弥は、そのマークは出版社のマークだと話します。
出版社のマーク・・・？どういうこと？
そして、そのマークが付いた本を手に取る定助。

そこにあった本の題名はなんとッ！
初代東方憲助が記したスティール・ボール・ラン全記録ッ！！！

まさか！って感じだがグッときました。
ここでズバリ、スティール・ボール・ランの名が出てくるとはッ！！
全くの予想外でした。
うぉぉ、コーフンするぜッ！！


しかし！
ここで、次号に続く！！
うがー！！！
また一ヶ月待つのか・・・！


それにしても、負けた大弥ちゃん、すっかりカワいくなりました。
最近の荒木御大が描く女の子、実にいいですな！




（第11話につづく）